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Growthについて

 

 

 私は今子育てをしながら、地域の幼児教育事業のお手伝いもさせていただいていますが、わたしたちは、生まれた時から意志をもって生まれてきています。だから たとえ小さな子どもであれ、自分の意志にそぐわないことをされると、ありったけの力を使って表現しようとします。

 

 表現とは 自分がじぶんらしくあること 本来の自分を知ること。 社会の中においては、周りにいる人も また 自分らしく生きようとしていることを知ったうえで 調和しようと努力することであると思っています。

 

 人は 言葉でコミュニケーションする生き物であると思われています。 でも、実際は、言葉以上に その周辺から発される 無言のメッセージで コミュニケーションをしているのではないでしょうか。

 

 私は 10代のころ ダンスという表現方法に出会い、その後20年以上 舞台芸術の分野に携わってきました。

 

 人間と人間が交換するエネルギー、知恵や努力が折り重なって出来てくる 空間。

生身の人間が、大きなものと闘っている姿を稽古場で目にして、何度も感動をしました。

 

 俳優の訓練は、人間を豊かにする

 

 俳優は舞台に立つために、体の感覚を敏感にしたり、人から見られるに足る身体をつくり、観客に届く声を日々模索し訓練しています。

 

 昨今、プレゼンテーションをする機会がどんな立場にある人にも多くなってきています。演劇を教養と認識し、授業でtheaterという教科があり、小さな町の単位でも劇場があり、観劇を楽しむという文化のあるヨーロッパとは違い、日本では演劇教育というものは、専門教育としてはありますが、誰もが経験できるものではありません。

 

 そんな 社会的背景も鑑み、もっと演劇教育を身近に生かしていく方法はないだろうかとずっと考えていました。

 

 このたび、その結晶としてGrowthを立ち上げ、演劇教育が持っている宝を皆さまと学び合い、分かち合う場として提供したいと考え立ち上げました。

 

 人間としての喜びは、成長している自分を発見すること。

 

 Growth は、皆さまの真の成長をサポートし、ともに喜びを分かち合う場を提供してまいります。

 

 

 

 

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